pythonのfor文について、pythonを今日から勉強を始められた方へ解説します。
ぜひ最後まで読んで、python for文の基礎を理解いただければ幸いです。
このページで分かること
- for文の基本的な使い方
- よく発生するエラーの内容
python for 文の書き方
for文を使うことで繰り返し処理を行うことができます。
はじめに例を示して、その後使い方を説明をしていきます。
for count in range(4): #・・・(1)
print(count)#・・・(2)
#出力結果
#0
#1
#2
#3
(1)ではrange(4)の箱の中には[0,1,2,3]という数字が入っており、0から順に’count’*1の中に代入しております。
(2)では処理を行っています。今回の場合は’count’の数字を出力するという内容となっておりますので、
0,1,2,3の順にprint(0),print(1),print(2),print(3)を行っていることになります。
*1 countというのは’変数’と呼ばれ、今回の例ではcount としましたが、’x’ , ‘i’ , ‘友達’など自分で決めることができます。
よってfor 文は以下のコードで示すことができます。
for 変数 in 次々に変数に代入したい数字や文字を入れた箱:
処理
で書くことができます。
上記の例では数字でしたが、文字も入れることができます。次に文字を入れる例を示していきます。
for文 : 文字列
例として以下のコードで説明を行っていきます。
Aq_2 = ['chika' , 'you' , 'riko'] #・・・(1)
for i in Aq_2: #・・・(2)
print(i)・・・(3)
#出力結果
#chika
#you
#riko
(1) Aq_2の箱の中に’chika’ , ‘you’ , ‘riko’という文字が入っております。
(2) i という変数に ‘chika’ , ‘you’ , ‘riko’を順番に代入しております。
(3)i に代入された文字を出力する。
こういった流れになっております。
上記が基本的なfor文の使い方になります。
エラーについて
1_SyntaxError: invalid syntax
for文の示し方を見ると
for 変数 in 次々に変数に代入したい数字や文字を入れた箱: #<--この" : "をよくつけ忘れる。
処理
となっております。”for 変数 in 次々に変数に代入したい数字や文字を入れた箱:”
の最後に” : “があります。これをつけずに実行すると
Aqours_2 = ['chika' , 'you' , 'riko']
for i in Aqours_2
print(i)
# File "<ipython-input-5-a05e3673aa7c>", line 2
# for i in Aqours_2
# ^
#SyntaxError: invalid syntax
の形で” : “を付け忘れてますよ〜という形で、エラーが返ってきます。
2_IndentationError: expected an indented block
こちらも同様にfor 文の示し方を見ると、処理と書かれた2段目は段落が変わっていることがわかります。この段落はTabキー1回もしくは、半角スペースキー4個分空いてます。そのため、以下のように3段目の段落がなかったりすると、エラーが返ってきます。
Aqours_2 = ['chika' , 'you' , 'riko']
for i in Aqours_2:
print(i)
# File "<ipython-input-12-583e13fd1a1b>", line 3
# print(i)
# ^
#IndentationError: expected an indented block
おわりに
python のfor分について解説をしていきました。基本的な使い方を理解いただけたでしょうか?
for文を使って繰り返し処理を実践して見てください。
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